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2025年1月24日【日経クロスウーマン公式Voicy】 「保育園・学童・共働き…“子育ての壁”を乗り越えて気づいた、本当に必要な子育て支援」配信

日経クロスウーマン公式Voicy 公認パーソナリティを務めています。

保育園・学童・共働き…“子育ての壁”を乗り越えて気づいた、
本当に必要な子育て支援についてVoicyにてお届けしています。

https://voicy.jp/channel/1073/6385818
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保活という名の戦場

10年以上前、長女が生後6か月になった頃、
いよいよ「保活戦争」に突入しました。

周りのママ友たちと話すと、どこも同じような状況。
「保育園に入れなかったら仕事を辞めざるを得ない」という
焦りとプレッシャーの中、保活に向けて様々な戦略を立てたのを
覚えています。

例えば、
「点数を稼ぐために無認可保育園に一時入園」
「自治体の規約を徹底研究して少しでも有利になる書類を提出」など、
まるで就活ならぬ保活の必勝法を探す日々(笑)。

あの頃、育休にも関わらず、保育園が決まるまでは復職できるのかな、、、と不安な毎日。

結果、無事に希望の保育園に入れた時は、まさに「勝利」を手にした気分!
でも、その喜びはそう長くは続きませんでした…。

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次なる壁「学童不足」

小学校に入ると、次は「学童問題」が待っていました。

保育園時代の仲間とは「保活お疲れさま~!」と笑って話していたのに、
今度は「学童戦争」に巻き込まれるという新たな現実。

特に、私の住んでいる自治体は、学童は1年生が優先される仕組みだったので、
2年生以降は毎年入れるかどうかの不安が続きました。

「保活が終わったら次は学童活か…」とため息をつきながら、
またもや書類作成と説明会に足を運ぶ日々。

正直、「これっていつまで続くんだろう?」と思いましたね(笑)。

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学び直しで親子の関係が変わった!

そんな私の視点を大きく変えたのが「親として学ぶ」ことでした。

6年前から始めた「親勉」という学びは、親自身が楽しみながら子どもと一緒に学ぶというスタイル。
これが私の子育ての考え方を大きく変えてくれました。

子育て支援というと「保育園や学童の数を増やす」ことが最優先に感じますよね。
でも実際には、それだけじゃ解決できない部分がたくさんあります。

例えば、子どもとどう向き合うべきか、どう成長を支えるのか。
その答えを学びながら見つけることで、親としての自信が持てるようになりました。

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「預け先探し」だけが子育て支援じゃない!

実は、私が「保活」や「学童探し」に振り回されていた頃、
心の奥にあったのは「親としての自信のなさ」でした。

「自分の選択は正しいのか?」
「このやり方でいいのか?」
そんな不安がずっとつきまとっていたんです。

でも、親として学ぶことで気づいたのは、
「どこに預けるか」だけが問題ではないということ。

むしろ、親が子どもとの向き合い方を学び、家庭での教育を楽しむことで、
不安や迷いがぐっと減るんです。

例えば、2人の娘たちが中学受験を始めた時も、親勉での学びが活きました。

勉強を教える時もイライラすることなく、ゲーム感覚で楽しく学べるように工夫したり、
模試の結果が悪かった時は「ここからが伸びどころ!」と笑い飛ばしたり。

親が余裕を持つと、子どもも自然と落ち着くんですよね。

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未来の子育て支援を考える

これから10年後、子育て支援の在り方はどう変わっていくのでしょうか?

専門家の数が減ると言われている中で、私が思うのは、
「親子の成長を支える支援」が求められるということ。

例えば、保育園や学童が単なる預け先ではなく、
親子の教育パートナーとしての役割を果たす場所になる。

そこでは、親が子どもとの関わり方を学ぶ機会があったり、
子どもの個性を引き出すプログラムが用意されていたり。

そんな仕組みがあったら素敵だと思いませんか?

もちろん、そのためには親自身が「学び続ける姿勢」を持つことが大切だと感じます。

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最後に…「学び続ける親」でいること

私が保活や学童探しを経験して感じたのは、
親も子どもも「成長する」ことの大切さ。

子育てはゴールのないマラソンのようなものですが、
親自身が成長すれば、子どもの未来も自然と広がると実感しています。

今、子育てや仕事で悩んでいるママがいたら、ぜひ「自分自身が学び直す」ことを考えてみてください。
それがきっと、子育ての悩みを軽くしてくれるはずです。

そして10年後、私たちのような共働きママたちが安心して子どもを育てられる環境が増えていくことを心から願っています。